浅井戸ポンプの修理依頼の電話を受けました。 瑞穂市内のMB様です。 「 昨夜、夜に突然ブレーカーが落ちてしまって家中が停電してしまいました。 自分で調べられるところまで調べてみたら、井戸のポンプでした。 ポンプのコンセントを差し込むと停電することがわかったので、見てもらえますか?」

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「はいわかりました。 家の水は、ポンプで賄っておられますか?」 この地方だと家中の水をポンプで賄っていることも少なくありません。 確認すると、 「 そうです。」 という返事でした。 「それは、昨日から大変でしたですね。 すぐに急行します。」  朝一番の電話でしたので、早速準備をして出発しました。

状況を聞いて、ポンプを拝見しました。 やはり水にぬれている部分が沢山ありました。

なんとか、やってみますと返答をして、 「 ヘヤードライヤーをお借りします。」  お借りしたヘヤードライヤーは、何と私のポンプ修理の秘密兵器なんです。

それは、ブレーカーが落ちる理由は、漏電をしているからです。 水にぬれている原因を解決して、濡れていた機器、部品を乾かすことで正常な動作に戻せることがあるからです。 但し、機器、部品が濡れただけで痛んでいないことが条件です。

機器、部品が濡れている原因は、空気補給器からでした。 水を止めて、1時間半ほど、乾燥をさせるためにヘヤードライヤーという最強の道具を使って、格闘しましたが、やはり正常動作に戻りませんでした。

         

かなり長期間にわたって濡れた状態のままで使用していたようです。 機器が傷んでいたため、新しいポンプに取替となりました。 MB様へは、状況を細かく報告させていただきました。 修理の対応方法も説明をして、正常動作に戻らなかった理由も説明をさせていただきました。 

こんな時期ですので、急な出費は、痛いほどわかります。 何とか動くようにやってみたのですが、私にとっても残念でした。  今日は、アフターフォローにも限界を感じた一日でした。