平成20年 12月◇日 瑞穂市内のTS事務所さんより、 「水が出なくなってしまったので、見てほしい。」 と電話が来ました。 水が出ないと言うことは、お茶も沸かせないし、トイレもいけない、と思い大急ぎで出動です。
同じ市内なので、5分で現場に到着しました。 早速井戸ポンプの原因調査です。
まずは、電源回路からです。 専用の制御盤がありますので、スイッチ関係、リレー関係と見ていきますと、安全のための停止ボタンが飛び出していました。
そのほかに何か支障のある点は、ないかを見ていきますと特にナシ。 停止ボタンが飛び出る原因は、何かを探るしかないですが、ひとまず復旧です。 リセットをかけて運転をしてみる。 正常動作になりました。
「うん、っ。おや!」 おかしな音がする。 「ジ、ジ、ジー、ジ、ジ、-ジ、ジ」 マグネットスイッチより小さな異音が発生しています。 おそらくこのスイッチがおかしいな。 しばらく様子を見て、すぐには、停止されません。
お客様へは、マグネットスイッチの部品の特徴と役割、使用した期間を確認しまして、異常停止した理由も説明をしました。 早速部品の手配です。 3日から4日ほどかかると思います。と伝えてこの場は、いったん帰りました。
翌日また電話がなりました。 同じく調査に急行。同じ症状です。 復旧方法を伝えてその場もいったん帰りました。 予定通り3日目、部品がきましたので、マグネットスイッチを交換しました。 作業は、安全のために元の電源を開放して、取替作業をします。 作業が終わり電源投入。無事完了。 新しいマグネットスイッチは、異音も無くやはり正常でした。 思ったとおり原因は、マグネットスイッチでした。
確認のため、事務所に戻り、原因のマグネットスイッチを分解してみました。 端子部分が、真っ黒になっていました。 火事にならなくて良かったです。 安全装置の付いた制御盤は、安心ですね。
ありがとうございました。