今回のお話しは、 電気的な特性を 測定器を使用して初めてわかる 不具合 をご紹介します。
バイパスダイオード の焼損 バイパスダイオード は、太陽電池パネルの裏側にある、小さなプラスティックボックスの中にある部品です。 2個 ないしは、 3個 入っている場合もありますが、 一つの安全装置のような役割を持っています。
太陽電池パネルが、物の影が当り 日影 の影響によって、発電量に影響が出る場合があります。
一枚のパネルの一部が影響を受けることによって、 直列に繋がっている系統のすべてが影響を受けてしまうのを防ぐためにあります。
その バイパスダイオード が、長時間 働き続けると、やがて限界 (寿命) がきて働けなくなってしまいます。
故障のパターンは、 短絡故障 と、 解放故障 の2種類に分けられます。 いずれも場合も、測定器を使用して、ほうほうを変えながら、調べていくことになり、発見するのも、目視では見つかりません。 必ず、測定器のデーターによってしかわからないので、知識を持った技術者 さんに依頼することにが多いと思います。