皆様、ご存知ですが、 太陽電池で発電した電気は、直流の電気を発電いたします。 その直流電気を交流の電気に変換する機械が、 PCS:パワーコンデショナー と言います。 略して、 PCS:パワコン と呼ぶことが多いのですが、 この PCS は、色々な原因で、運転が止まることがあります。

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産業用も各種ありますので、今回は、住宅用を基本的に説明させて貰います。

一番わかり易い停止の原因は、 「停電」 です。  電力会社から電気が流れていないと、必ず、パワコンは止まります。  商用電源が無いと動かないように作られています。

たとえば、雷でその地域が停電しますと、自動的に停電を検知して止まります。 その後、パワコンの操作等何もしなければ、電気が元に戻りますと、住宅用の場合は一定時間を過ぎてから、自動的に動き始めます。  中部電力管内では、300秒が多いと思いますが、他の電力会社管内では、違うところもあるようです。

一定時間とは、各電力会社によって、 違いますので、 電力会社より、各ご家庭に送られました、資料の中に記載されていますので、確認ができます。

産業用の場合は、規模によって違いますので、説明は、後日にします。

雷の停電がもとに戻って、家の電気が正常になっても、パワコンだけが動かない場合は、別に原因がありますので、工事店様に直接問い合わせをしてもらうのがいいと思います。