電圧上昇抑制機能 にいての その2 を説明します。
自動電圧調整機能 によって、電力側の電圧より、少しだけ高い電圧で発電することは、ご理解してもらえたと思います。
昨日の説明にあったように、 であれば、どこまででも高くしていってもいいかというと、そうではありません。 電力会社は、規定の範囲内 (95Vから107Vまで) で電気を供給することが決められています。
もし、電力会社からの供給されている電圧が 仮に 107V だとします。 パワーコンデショナーは、 107V を計測すると、少し高く 1V 高い電圧で発電をしたとします。 売電される電圧は、 108V になりますので、電力会社として、107Vを超えた電圧を地域へ供給することは法律で決められている範囲を超えてしまいます。 そこで、 パワーコンデショナー が 107V 以上の電圧を発電しないように、制限を掛ける必要 が出てきます。
電力会社より、配布されている資料の中で、 「制定値一覧表」 という数字が沢山書いた一覧表がありますが、その中で、電圧の制限をする値の数字が記入されています。 電気工事店が パワーコンデショナー を制定値に従って設定をします。
このようにして、 自動電圧調整機能&電圧上昇抑制機能 によって安全で、品質良い電気が供給されるようになっています。