太陽光発電システム には、色々な機能があります。 先に説明した 「自動電圧調整機能、電圧上昇抑制機能」 の他にも、今回説明します 「単独運転防止機能」 があります。
「単独運転防止機能」 とは、簡単に一言で言いますと、 電力会社の電気がストップして、 「停電」 状態の時に運転を停止する機能です。 パワーコンデショナー が 停電を検知しますと、即座に発電を停止します。
電力会社側で、もし、 送電線、配電線 での事故が原因で停電した時に 太陽光発電システム からの発電が、引き続き送電されてしまうと、更に事故が起こって、二次災害が発生してしまうからです。
あるいは、雷で、停電をしてしまったときも、同じく パワーコンデショナー は発電を停止します。
この機能は、少し複雑に組み込まれています。 ちょっと専門的になりますが、機会ある時にまたご説明します。
もう一つ、疑問に思うことは、 太陽光発電システム が過密化して、お隣の パワーコンデショナー からの発電を電力会社からの電気と勘違いして、停電 と検知できないで、発電を続けてしまうのでは? という恐れもありますね。
その問題も含めて、先日の 「複数台試験成績表」 の内容で、電力会社さんが詳しく検討をしてくれています。
今の 太陽光発電システム は、本当に優秀で、良く考えられていますね、。
本当に関心します。 次回も引き続き 「単独運転防止機能」 についてのお話です。 では、また!