太陽光発電システムの設置工事に携わってから、既に凡そ18年が過ぎました。 最初の
一件目の工事は、当社の会長宅の設置工事でした。 今もなお、現役で発電をしていますので、
頼もしい限りです。
しかし、最近残念なことが起き始めています。 当初の発電量を大きく下回り始めている
お客様がちらほらと出始めています。
先日も、岐阜市内のお客様から、「もう外して頂戴ね。」 っと連絡があって外してきた
ばかりなんです。 発電量は、過去と比較して、「なんと、8分の一!」 これは、ひどい減少
だと感じました。 調査をして、最終的には、取り外すことになってしまいました。
16年間、大変ご苦労様でしたね。 と言って、屋根の作業をしてきましたよ。
このような時代をまたいで、見つめてみると、 今は、とてもたくさんの太陽光発電システムが、
一挙に増えて良い一面もありますが、 今お話ししたように、パネルの劣化が進んできて、
同じ時代に取り付けられたパネル群が、少しずつ発電量が賄えずに撤去されていくと思うと、
再生可能エネルギーにの「寿命」があるのかと心配になってきますね。 折角、みんなで
協力して沢山取り付け工事をしてきたのにな~。 っと考えます。 いつまでも続くように
メンテもきっちりとして、なるべく安全に安心して使い続けられるようにしていきたいと思います。